雲のふるさと・若い鳥・荒野の歌・岬のうた














このアトリエを仕事場にして以来、ほったらかしてあった押し入れの中を整理した。
自分の作品で過去に掲載されていたものが曲集、雑誌、教科書、台本など出てくるわ出てくるわ・・・。
曲集だけでもざっとこの画面の5倍の量だ。
しかも全部「昭和」のものだけである。

何かしていると必ず視察に来る猫の
しっぽの左側にある2枚のCDは、
私の歌だけで構成された「山本瓔子ベストセレクション」。

画面右側、ひもで縛ってあるのは、
あまりにも雑誌が増えすぎたので(大きな書架2つ完全に占領していたので)
自分のページだけむしり取って
デジタル処理をしようとスタンバイ中のものである(これも他に約5倍はある。まだこれから綺麗に裁断する)。
それをスキャンして保存するのだが、1 曲が6ページから10ページもあるのだからそう簡単にはいかない。
外付けハードディスクやUSBに2~3カ所収めて、クラウドコンピューティングしておく。

これもデジタル処理して残しておかないと、印刷物はやがて古くなり散逸して消えてしまう。
作者にとって作品は宝である。いくら出版社といえども、きちんと整理は出来ていないだろう。
現に10数年もすれば廃版になる。「懐かしい日本の歌」として、あとあとまで残り続けるものもあるだろうが、生み出される数からいったら僅かでしかない。

作者からしてみれば、その時々、心血を注いでできた歌である。多くの子ども達を育んできた歌なのだ。
子供達にとっては、思い出がいっぱい詰まった涙が出るほど懐かしい歌である。

近頃HP上のコメント欄で質問をしてくる数のベストワンは、子供時代に歌った歌を探しているのだがという問い合わせである。

・会社へ勤めながら、教会でピアノを弾いている男性から、
ソリストの伴奏をするのだが、京嶋信作曲で私の歌の楽譜を3曲探している。
・同窓会で合唱したいのだが「出発するのです」の音源がない。
・ある社長が、学生時代「岬のうた」京嶋信曲をうたった。懐かしい。
・40代の女性が「荒野の歌」京嶋信曲を思い出の歌として探している。
・「若い鳥」京嶋信曲をまた歌いたい。
・ベトナム ホーチミン市に住み、音楽を正業にする日本人女性からは、
「雲のふるさと」京嶋信曲がどのページにも見当たらないと。そして専門的な意見を
縷々述べて名曲と認識している旨、歌というのはいかにシンプルで奇をてらわず、
相手に感動を伝えるか、なのである。「雲のふるさと」を大切にしてくださいませ、と熱く語る。

そのほかにも同様な意見は沢山寄せられている。

私が関わってきた作曲家で八洲秀章氏(さくら貝のうたの作曲者)と
京嶋信氏は確かに並外れた作曲家だった。不世出の作曲家だと思う。
(八洲氏と私のコンビ作品が紅白歌合戦で歌われた。)
柳沢浩氏も含めこの人達の曲を、私が残しておかないと、と今にして強く思う。
デジタル保存もそうであるが、
歌に育てられた子ども達の多くは、楽譜ではなく耳で覚えていてくれる。
ユーチューブでポツリ ポツリと発表していけたらいいなと思う。

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