神戸ルミナリエ

神戸のルミナリエ最終日、背中を押されるような思いで、

駆け込むように神戸までやって来ました。

 

 

私は此所を訪れなくてはいけないのだという、ただそれだけの

思いでした。

 

 

観光ではなく、被災地の人々に…..天国へ行った魂に…..逢うために。

 

 

12月11日は東日本大震災から9か月目にあたる日です。

 

そして神戸は、阪神淡路大震災からの復興を願い

「1.17希望の灯り」をともし続けています。

 

犠牲者を追悼し復興を願うという共通の思いのもとに….

 

 

 

あの日、3月11日・・・以来、言葉を書く仕事をしている

私としては、

心の中の全てが無に帰してしまいました。

 

 

どうしたらいいのだろう…….

それは自分が被災しなかった事への、一種の後ろめたさのような

ものでした。

 

 

芸術は人間にとって、なくてはならないもの、今こそ

音楽を、言葉を、届けなくてはいけない…..と。以前にもまして

思うようになっていったのは、それから随分月日が

たってからでした。

 

 

被災地で、私の歌を涙ながらに歌い、聴き、

生きていくための力とし、礎にして、

また一からやり直そうと、強く立ち上がって下さった人々、

 

そして、その人々の心の底には、どん底を見てきた人の

強さと諦めが、燠火のように燃えている筈です。

 

 

その人々と私は、共にあらねばならないと、

ひたすら思い続け、じっとしていられない気持ちを抱えて、

阪神淡路大震災の被災地である神戸へ来たのです。

 

 

阪神淡路大震災の発生を契機に、鎮魂と追悼と復興を祈念して

今も「復興神戸に灯りを」と、ともし続けています。

神戸ルミナリエ。

17回目を迎える今年のテーマは、「希望の光」です。

 

 

鎮魂と希望のメモリアルという、原点を呼び覚まし、

東日本大震災の被災地に、祈りと復興のエールを送っています。

神戸の思いは一入です。

 

私も共に祈らねばと、ただそれだけで夢中でした。

 

灯火は神戸から、かの被災地に、持っていかれました。

 

 

どんなに苦しかったでしょう。

どんなに辛かったでしょう。

どんなに悔しかったでしょう。

どんなに心残りだったでしょう。

 

 

 

12日は一日快晴でした。夜は冴えざえとして、星になった人々に

語りかけるかのようでした。

 

壮大な光の芸術は、まさしく天に届けとばかり輝いていました。

 

困難を勇気にかえ、夢や願いを希望へと導き、

魂の旅路を指し示すようでした。

私は涙をこぼしながら、灯りを見つめて歩きました。

 

残された人々は、強く生きてくれるでしょう。

あすという日があるかぎり……..

 

今年の紅白歌合戦では、被災地から話題になった

「あすという日が」という私の作詩した歌が、

歌われることになるでしょう。

 

「バラ色の雲にのせて」という歌に続いて、二度目の

紅白出場になると予想されます。

 

厳かな思いで、震災に散った人を偲びつつ、

また残った人々を応援しつつ、聞きたいと思います。

紅白に出ると言うことだけで有頂天にはなりますまい。

ただひたすら祈りつづけます。

 

 

神戸に住む身内には、伝えず、密やかな鎭魂の旅です。

 

 

この文は、タブレットで書いています。

写真は家に帰ってから、後日アップします。

 

 

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2011年12月14日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:ブログ

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